結婚式を欠席するときのご祝儀|1万円・3万円の判断と送り方

欠席時のご祝儀は一律ではありません。招待状の段階で欠席するなら友人は1万円前後が目安になりやすく、出席回答後や直前の欠席では、料理・引出物の手配を考えて当初包む予定だった金額を基準にするのが丁寧です。

執筆・確認:つつむナビ編集部 公開日 2026.08.03 最終更新日 2026.08.06

まず欠席を伝えた時期で判断する

ご祝儀額は、新郎新婦との関係だけでなく、欠席を伝えた時期で変わります。招待状で早めに欠席を返した場合と、出席回答後に欠席へ変わった場合では、新郎新婦側に発生する料理・引出物・席次変更の負担が異なるためです。

金額は絶対的な規則ではありません。自分が結婚した際に相手から受け取った額、グループ内の慣習、親族間の取り決めがあれば、それらを優先して判断します。

招待状で欠席するなら友人は1万円前後

全日本冠婚葬祭互助協会は、出席しない場合の祝い金について、出席時のご祝儀の2分の1から3分の1程度が目安と案内しています。友人として出席する場合に3万円を予定していたなら、早い段階の欠席では1万円が分かりやすい選択です。

現金ではなく同程度の品物を贈る方法もあります。相手の好みや新生活の状況が分からない場合は、具体的な品物を提案して希望を尋ねると重複を避けられます。

出席回答後・直前欠席は3万円を基準に

出席すると回答した後に欠席へ変わる場合、式が近いほど料理や引出物がキャンセルできない可能性があります。友人として3万円を包む予定だったなら、その金額を基準に考えるのが丁寧です。

キャンセル期限や実費を本人へ細かく尋ねて値引きするのではなく、まず欠席をわび、準備への配慮を示します。やむを得ない事情でも、新郎新婦側の負担がなくなるとは限りません。

連絡は返信はがきだけで終わらせない

招待状を受け取った段階での欠席は、返信はがきにおわびと祝福を添え、早めに返送します。出席回答後の変更は、分かった時点で電話や本人が普段確認する連絡手段を使い、直接伝えます。

病気、弔事、家庭事情など詳細を説明しにくい場合は、「やむを得ない事情により」と簡潔に伝えて構いません。長い事情説明より、早い連絡と、出席できないことへのおわびを優先します。

現金は祝儀袋に入れて現金書留で送る

直接渡せない場合、全日本冠婚葬祭互助協会と日本郵便は、祝儀袋に祝い金を入れ、メッセージを添えて現金書留で送る方法を案内しています。普通郵便、レターパック、ゆうパックに現金を入れることはできません。

宛先は新郎新婦が確実に受け取れる自宅を基本にし、式場へ送る場合は本人と会場に事前確認します。現金書留は受取が必要なので、長期不在や新婚旅行の予定も考慮してください。

届ける時期と祝電

早い段階で欠席が決まっているなら、挙式の1〜2週間前までを目安に届くよう準備すると、当日の慌ただしさを避けられます。直前欠席は、まず連絡を優先し、送り先と受取可能日を確認して発送します。

祝電はお祝いの気持ちを当日に届ける方法ですが、ご祝儀の代わりではありません。日本郵便は、レタックスではご祝儀を送れず、祝い金は手紙を添えて現金書留で送るよう案内しています。

欠席連絡と同封メッセージの例

早めの欠席連絡なら「ご結婚おめでとうございます。お招きいただきありがとうございます。残念ながら都合がつかず欠席いたします。お二人の末永い幸せを心よりお祈りしています。」と、理由を詳しく書かずに祝福を中心にします。

現金書留へは「ご結婚おめでとうございます。当日は伺えず残念ですが、心ばかりのお祝いを同封しました。お二人の新しい門出を心よりお祝い申し上げます。」など、誰から何のために届いたか分かる短い手紙を添えます。

送る前のチェック

関係性や地域、過去の贈答によって適切な額は変わります。迷うときは共通の友人や家族の慣習も確認し、自分の生活を圧迫する無理な金額は避けてください。

  • 欠席は分かった時点で本人へ伝えた
  • 出席回答後なら当初予定額を基準にした
  • 祝儀袋に氏名と金額を記入した
  • 現金は現金書留で送る
  • 受取可能な住所と時期を確認した
  • 祝電だけでご祝儀を送ったつもりになっていない

参考資料

最終更新時に内容の確認に利用した主な公開資料です。

掲載内容は一般的な目安です。地域・宗教・ご家族の慣習もご確認ください。

© 2026 つつむナビ