夫婦の結婚式ご祝儀は5万円で少ない?7万円・10万円との判断表
友人・同僚の披露宴へ夫婦2人で出席する場合、5万円は『少ない』と一律に決まる額ではなく、分かりやすい出発点です。夫婦とも新郎新婦と特に親しい場合は7万円、兄弟姉妹など近い親族は家族内の慣習を確認し、7万円または10万円を検討します。
執筆・確認:つつむナビ編集部 公開日 2026.08.03 最終更新日 2026.08.19先に結論:友人夫婦は5万円を基準に
全日本冠婚葬祭互助協会の令和5年度調査では、友人が1人で披露宴へ出席した場合は3万円が83%を占めました。夫婦2人で出席する場合は、2人分を単純に6万円とせず、5万円を基準にする案内が一般的です。
会場の格式や料理価格を推測して細かく増減する必要はありません。過去に相手夫婦から受け取った額、共通の友人グループ、地域・家族の慣習があれば、それを優先します。
5万円と7万円の判断
7万円は気持ちを表しやすい一方、新郎新婦の内祝い負担も増えます。特別に祝いたい場合は、ご祝儀を5万円として、本人が希望する小さな記念品や別の機会の食事を組み合わせる方法もあります。
- 友人・同僚として夫婦で出席:5万円を基準
- 夫婦とも新郎新婦と特に親しい:7万円を検討
- 以前に相手から7万円以上受け取った:同程度を検討
- 家計に無理がある:5万円を超えて増額しない
比較表:5万円・7万円・10万円をどう選ぶ?
この表は法律や全国統一規則ではありません。全日本冠婚葬祭互助協会の調査、過去の贈答、地域・家族の慣習を組み合わせた判断用の目安です。
- 5万円:友人・同僚の披露宴へ夫婦で出席するときの出発点
- 7万円:夫婦とも親しい、過去に同程度を受け取った、近い親族で家族内相場が合う場合
- 10万円:兄弟姉妹など近い親族で、家族内の取り決めや過去の贈答がある場合
- 案内された会費×2人分:会費制で『ご祝儀不要』とされている場合
兄弟姉妹・親族は家族内の相場を確認
全互協の調査では、1人で出席した兄弟姉妹の平均祝儀額は6万52円、叔父・叔母は8万1,629円で、友人とは傾向が異なります。夫婦で兄弟姉妹の披露宴へ出席する場合は7万円や10万円も候補になります。
親族の祝儀は、両親が兄弟姉妹間の金額をそろえていることがあります。自分だけで決める前に、両親・兄弟姉妹へ確認すると金額差による気まずさを避けられます。
6万円は絶対に失礼という規則ではない
婚礼では奇数を縁起のよい数とする習俗が残るため、5万円・7万円が選ばれやすい傾向があります。しかし、偶数額が法律や公的規則で禁止されているわけではありません。
相手側に明確な慣習がなければ、受付や記録で扱いやすく、一般的に認識されやすい5万円または7万円を選ぶのが無難です。数字の縁起だけを理由に生活費を削って増額しないでください。
子ども同伴は料理・席の有無で考える
子ども用の料理や席が用意される場合は、5千円~1万円程度を追加する考え方があります。大人と同じコース料理なら、年齢に応じてさらに調整します。
招待状に子どもの名前がない場合は、勝手に同伴せず新郎新婦へ確認します。金額を増やすことより、アレルギー、ベビーチェア、席配置を早めに伝えることが大切です。
会費制なら案内された会費を優先
会費制の披露宴・パーティーでは、夫婦それぞれについて案内された会費を支払うのが基本です。『ご祝儀不要』と明記されている場合は追加の現金を包みません。
特に親しい相手へ別途お祝いしたい場合は、受付で会費と一緒に渡すのではなく、前後の日に本人へ確認して贈ると会計を混乱させません。
祝儀袋の夫婦連名
夫婦同姓なら、外袋の下段中央に世帯を代表する人のフルネームを書き、その左に配偶者の下の名前を書く形が一般的です。夫婦別姓なら、それぞれのフルネームを並べます。
中袋には金額・住所・氏名を読みやすく記載します。高額用の祝儀袋を選び、新札を用意し、ふくさに包んで持参してください。
よくある失敗
迷ったときは金額だけを検索し続けず、新郎新婦との関係、過去の贈答、招待形式、家族内の慣習の順に確認すると判断がぶれにくくなります。
- 『2人分だから6万円』と料理代だけで機械的に決める
- 偶数はすべて失礼だと決めつけ、家計に無理をして増額する
- 親族なのに家族内の金額を確認しない
- 会費制で案内以上の現金を受付へ渡す
- 子どもの同伴を金額だけで処理し、席や料理を確認しない
迷ったときのチェック
金額だけで決めず、招待の形式、夫婦それぞれと新郎新婦との関係、家族内の慣習を順に確認すると判断しやすくなります。
- 友人夫婦なら5万円を出発点にした
- 夫婦双方の親しさと過去の贈答を確認した
- 親族なら両親・兄弟姉妹へ確認した
- 子どもの料理・席の有無を確認した
- 会費制の案内を確認した
- 高額すぎて相手の返礼負担にならないか考えた
参考資料
最終更新時に内容の確認に利用した主な公開資料です。